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UQモバイルとは
UQモバイルはauが運営する格安SIMで、ソフトバンクが運営するワイモバイルと同じく、携帯電話会社(キャリア)が直接運営する「サブブランド」と呼ばれる会社です。
回線はauのものを使用しており、auの端末であればSIMロック解除をすればそのまま使えます。
ワイモバイル同様盛んにTVCMを投入しているため、ワイモバイルに並ぶメジャーな格安SIMとなっています。
UQモバイルの基本プラン
UQモバイルの基本プランと料金
| データ容量 | 月額料金 | かけ放題 (おしゃべりプラン) | 無料通話 (ぴったりプラン) |
|
|---|---|---|---|---|
| おしゃべり/ぴったり プランS | 2GB※ | 1年目 1980円 2年目以後 2980円 | ５分 | 60分 |
| おしゃべり/ぴったり プランM | 6GB※ | 1年目 2980円 2年目以後 3980円 | ５分 | 120分 |
| おしゃべり/ぴったり プランL | 14GB※ | 1年目 4980円 2年目以後 5980円 | ５分 | 180分 |
| データ高速+音声通話プラン | 3GB | 1680円 | なし | なし |
| データ無制限+音声通話プラン | 無制限 (最大500kbps) | 2680円 | なし | なし |
※課金開始月から25ヶ月間。その後は半分になる
UQモバイルの基本プランは通話オプションがセットになったおしゃべりプランとぴったりプラン、高速データ通信＋音声通話プランの3つに分かれています。
おしゃべりプランは５分のかけ放題が、ぴったりプランはまとまった時間の無料通話が付くので毎日こまめに電話をする人はおしゃべりプラン、まとまった時間の電話が多い人はぴったりプランがいいでしょう。
電話をほとんど使わない、という人は高速データ通信＋音声通話プランという選択肢があります。
ただこちらの場合データ容量は3GB固定もしくは500kbpsの速度制限つきの容量無制限のどちらかしかないので、他の容量を選びたい人はおしゃべり/ぴったりプランになります。
その他ポイントのまとめ
基本料金以外の格安SIMの評価ポイントについてまとめました。
| 項目 | 有無 | 内容など |
|---|---|---|
| かけ放題 | あり | おしゃべりプランのみ |
| 音声SIMの縛り | あり | 24カ月 自動更新あり |
| 早期解約時の解除料 | あり | 9,500円 |
| 実店舗 | あり | |
| 実店舗での即日開通 | 可能 | 店舗で受付 |
| 端末保障 | あり | |
| シェアSIM | あり | 家族割サービスあり |
| クレジットカード以外の支払い | 可能 | 口座振替での支払い可 |
UQモバイルのメリットとデメリット
メリットその1：通信速度が速い
UQモバイルはワイモバイルと同様通信速度が速く、ほぼキャリアと変わらない速度が出ます。
ドコモ系の格安SIMとはレベルの違う速さなので、速度を重視するのであれば現状はワイモバイルとUQモバイルの２択です。
メリットその2：端末の割引がある
UQモバイルで購入した端末は契約するプランにより価格が割引かれ、端末によってはほとんど無料で手に入るものがあります。
他の格安SIMではセール以外では割引がないのがほとんどなので、キャリアのように端末の購入に対するハードルが低くなっています。
またUQモバイルは独自モデルも販売されており、他で購入するものに比べて多少仕様が変わっているものもあります。
メリットその3：口座振替で支払える
格安SIMはクレジットカードでの支払いが基本で、口座振替での支払いはできないところが多いのですが、ワイモバイルでは口座振替が可能です。
クレジットカードを作れない学生や、持ちたくない人でも契約ができるため、幅広い人がワイモバイルを利用することができます。
デメリットその1：契約期間の縛りが２年で自動更新
UQモバイルのメインのプランであるおしゃべりプランとぴったりプランですが、他の格安SIMよりも縛りが長く、２年となっています。
加えて２年ごとに自動更新されるため、キャリアのように更新月以外に解約すると9500円の解約金が発生します。
ワイモバイルとかなり似ているのですが、UQモバイルの場合は高速データ通信＋音声通話プランがあり、そちらは縛りも１年で自動更新もありません。
縛りがないプランが高いワイモバイルと比べて、高速データ通信＋音声通話プランという選択肢があるという点で優れていると言えるでしょう。
デメリットその2：2017年8月1日以前に発売された端末はSIMロック解除しないと使えない
ドコモ系の格安SIMであればドコモで購入した端末はSIMロック解除しなくても使うことができますが、UQモバイルの場合2017年8月1日以後に発売されたau端末のみSIMロック解除なしで使えます。
そのため2017年8月1日以前に発売されたSIMロック解除をしていない中古端末や、SIMロック解除ができないiPhone6以前の端末は使用できません。
この場合はSIMフリー端末を購入するか、UQモバイルで端末を購入しましょう。
デメリットその3：端末の選択肢が若干狭い
UQモバイルはauの回線を使っているのですが、SIMフリー端末の中ではauの周波数に非対応のものがあり、購入前に確認が必要です。
加えて音声通話をする場合はau VoLTEに対応している必要もあるため、少し前まではドコモ系やワイモバイルでは使えるけれどUQでは使えないという端末が結構ありました。
ただ最近はかなりメーカー側の対応が進んでおり、UQでも使えるSIMフリー端末が増えてきているのでこれから出る端末ではそれほど気にしなくてもよくなるかもしれません。
ちなみにiPhoneはSIMフリーもしくはSIMロック解除したものであればどこで購入したものでもUQモバイルで使用可能です。
キャリア並みの速度で格安に使えるUQモバイル
UQモバイルはワイモバイルと同様キャリア並みの通信速度を誇りますが、加えて高速データ通信＋音声通話プランがあるのが強みです。
端末を購入したいのなら割引のあるおしゃべりプランやぴったりプラン、端末を用意できるのであれば高速データ通信＋音声通話プランがいいでしょう。
キャリアの速度＋格安SIMの価格で使える高速データ通信＋音声通話プランは、端末のハードルをクリアしてでも使いたいプランです。
auユーザーをはじめ、速度にこだわりがある人にはUQモバイルがおススメです。
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