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NifMo(ニフモ)とは
NifMo(ニフモ)はニフティ株式会社が運営する格安SIMです。
ニフティはインターネット以前からコンピュータ通信サービス「NIFTY-Serve」を行っていた会社で、ベテランのパソコンファンには懐かしく感じる人もいるでしょう。
かつては富士通の子会社でしたが、現在は家電量販店経営の株式会社ノジマの傘下となっています。
専用のサイトやアプリを通じてショッピングなどを利用すると、月額料金を割引できるNifMoバリュープログラムがあるのが特徴です。
回線はドコモ回線で、ドコモで購入したスマホであればそのまま使うことができます。
NifMo(ニフモ)の基本プランと月額料金
NifMo(ニフモ)の基本プランは一般的な格安SIMと同じようにデータ容量に応じて料金を支払う形で、選べるデータ容量はシンプルな3種類です。
シェアプランもあるので、家族での利用も可能です。
通常プランの基本料金
通話SIM | データSIM | データ+SMS | |
---|---|---|---|
3GB | 1,600円 | 900円 | 1,050円 |
7GB | 2,300円 | 1,600円 | 1,750円 |
13GB | 3,500円 | 2,800円 | 2,950円 |
※価格は全て税別
その他ポイントのまとめ
基本料金以外の格安SIMの評価ポイントについてまとめました。
項目 | 有無 | 内容など |
---|---|---|
かけ放題 | あり | 10分:830円 |
音声SIMの縛り | あり | 6カ月 |
早期解約時の解除料 | あり | 8,000円 |
実店舗 | あり | |
実店舗での即日開通 | 可 | 実店舗および 即日開通カウンターで受付 |
端末保障 | あり | |
シェアSIM | あり | 最大7枚使用可能 |
クレジットカード以外の支払い | 不可 |
NifMoは実店舗があるのですが、まだ数が少なく関東圏に数店舗しかありません。
店頭で即日開通・利用開始ができるカウンター「@Nifty Mobile」(公式)
そのためそれ以外の地域ではネットからのみの申し込みとなります。
NifMo(ニフモ)のメリットとデメリット
メリットその1:NifMoバリュープログラムで料金を下げられる
NifMo独自のシステムが「NifMoバリュープログラム」です。
これはNifMoが指定する店舗での買い物・食事や、アンケートの回答、おすすめアプリのダウンロードなどをバリュープログラムのアプリまたはサイトを経由して行うことで利用料金が割引かれるというものです。
ポイントサービスに近いですが、NifMoバリュープログラムの場合はアプリのダウンロードやアンケート回答などお金がかからないものでも割引が発生するのが特徴です。
商品モニターでは500円~2000円程度が割引になるので、最大限に使えば月額料金を無料にすることもできます。
メリットその2:ドコモ系の端末ならSIMロック解除しなくても使える
NifMoの回線はドコモのものを使っています。
ドコモ系の回線を使う格安SIMでは、ドコモで購入した端末はSIMロック解除をしなくても使う事ができます。
そのため、SIMロック解除をしていない中古端末や解除ができないiPhone6以前の端末など、端末の選択肢が広がります。
UQモバイルやワイモバイルはauやソフトバンクという親会社からの移行であってもSIMロック解除をしなくては使えないので、現状ではドコモ系格安SIMならではのメリットです。
(auやソフトバンクは2017年8月1日以後に発売された端末で同じ回線であればSIMロック解除不要)
デメリットその1:店舗や即日開通カウンターが少ない
NifMoは実店舗や量販店の即日開通カウンターはあるのですが、まだ数が少ないため関東圏以外の人は契約やMNP切り替えなどの手続きをネットで行う必要があります。
ある程度ネットに慣れている人であれば手続きは問題ありませんが、対面で話を聞きたいという人やネットでの手続きが不安という人にはデメリットです。
デメリットその2:選べるデータ容量が少ない
NifMoで選べるデータ容量は3GB、7GB、13GBの3種類のみです。
3GBの上は7GBしかないので、4GB~5GBを使う人にちょうどいい容量がありません。
かつては3GBの下に1.1GBのプランも存在していたのですが、現在は法人契約専用プランとなっており一般の受付はできません。
ほとんどの格安SIMは3種類以上の容量を選べることを考えると、この少なさはデメリットと言えます。
デメリットその3:昼12時台は通信速度が遅め
これはワイモバイルとUQモバイル以外の格安SIM全般に言えることですが、昼12時台や19時前後など多くの人がスマホを使う時間帯になると速度が低下します。
低下時は概ねLINEなどのテキストメッセージであれば問題なく使えますが、ブラウジングは画像の読み込みが遅くなり、高解像度の動画の再生は難しくなります。
これはワイモバイルとUQモバイル以外の格安SIMでは概ね同じような状態です。
混雑時以外であれば問題ありませんが、それでも速度が早いほうがいい!という人はUQモバイルかワイモバイルの利用を検討しましょう。
NifMoバリュープログラムを活用できるならNifMoがおススメ!
NifMoは基本的なサービス内容では他社をリードしている面が少ないですが、その中にあってNifMoバリュープログラムの存在が光ります。
日々の買い物やちょっとした合間にするアンケートなど、毎日コツコツ節約したい人はNifMoバリュープログラムを使って料金を限界まで節約してみましょう。
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