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U-mobile(ユーモバイル)とは
U-mobile(ユーモバイル)は音楽や動画配信サービスで有名な株式会社U-NEXTが運営する格安SIMです。
U-NEXTは元々音楽放送のUSENが母体なので、そこも含めて知っている人も多いでしょう。
回線はドコモとソフトバンク回線の両方に対応しており、両者のスマホをそのまま使うことができますがソフトバンク回線はデータSIMのみです。
U-mobile(ユーモバイル)の基本プラン
イオンモバイルの基本プランは一般的なデータ容量に応じて料金を支払うタイプと、ダブルフィックスという使用データ量に応じて段階的に価格が上がるプランがあります。
ダブルフィックスは1GB未満の容量では定額より安く使えるので、ほとんどデータ量を使わない人や端末向けのプランです。
基本プランの月額基本料金
音声通話SIM | データSIM | データ+SMS | |
---|---|---|---|
ダブルフィックス 1GB未満 | 1,480円 | 680円 | 830円 |
ダブルフィックス 1GB~3GB | 1,780円 | 900円 | 1,050円 |
1GB | なし | 790円 | 940円 |
3GB | 1,580円 | なし | なし |
5GB | 1,980円 | 1,480円 | 1,630円 |
LTE使い放題 (容量無制限) | 2,980円 | 2,480円 | 2,630円 |
LTE使い放題2 (容量無制限) | 2,730円 | なし | なし |
USEN MUSIC SIM (容量無制限) | 2,980円 | なし | なし |
U-mobile for iPhone (容量無制限) | 2,980円 | なし | なし |
U-mobile MAX 25GB | 2,880円 | 2,380円 | 2,530円 |
※価格は全て税別
U-mobileはデータ量無制限プランが4種類もあります。
まずLTE使い放題は音声SIMの縛り期間が6カ月ですが、それを12カ月にして料金を少し安くしたのがLTE使い放題2です。
USEN MUSIC SIMはLTE使い放題に音楽配信サービスのSMART USENがセットになったもので、データ量を気にせずストリーミングできます。
U-mobile for iPhoneはLTE使い放題とつながる端末保証がセットになっているのですが、U-mobileではiPhoneを取り扱っていないので端末自体は別で用意しなければなりません。
U-mobile Sの月額基本料金
データSIMのみ | |
---|---|
1GB | 880円 |
3GB | 1,580円 |
7GB | 2,980円 |
30GB | 4,980円 |
※価格は全て税別
U-mobile Sはソフトバンク回線のプランで、ソフトバンクで購入した端末であればSIMロック解除なしに使えます。
ただしデータSIMのみの提供なので、SIMロック解除できないiPhone 6以前の端末をサブ機として使うためのプランと言えるでしょう。
その他ポイントのまとめ
基本料金以外の格安SIMの評価ポイントについてまとめました。
項目 | 有無 | 内容など |
---|---|---|
かけ放題 | あり | 3分50回:月500円 U-mobile MAXのみ |
音声SIMの縛り | あり | LTE使い放題2、 U-mobile for iPhoneのみ12カ月 他は6カ月 |
早期解約時の解除料 | あり | 3,500円~9,500円 |
実店舗 | あり | |
実店舗での即日開通 | 可 | 実店舗もしくは 即日開通カウンターで受付 |
端末保障 | あり | |
シェアSIM | なし | ただし一人5回線まで 契約可能 |
クレジットカード以外の支払い | 不可 |
U-mobileのかけ放題はU-mobile MAXのみの提供となっており、さらに3分50回までのかけ放題プランです。
提供するプランが限られ、さらに回数制限もあるので他社と比べるとサービス内容は一段落ちます。
また解約料はプランにより異なり、LTE使い放題2では6カ月以内の解約で9,500円、7カ月~12カ月以内だと3,500円が、それ以外の縛り期間内の解約では6,000円が発生します。
U-mobile(ユーモバイル)のメリットとデメリット
メリットその1:大容量プランに強い
U-mobileはデータ容量25GBの音声SIMが月2,880円で使えます。
他社では20GBで概ね4600円~5000円程度することを考えれば、かなり破格の安さと言えるでしょう。
比較してみても、この価格を下回るのはDTIの10GBで2,800円となっており、実質12GB~25GBまでの容量ではU-mobile MAXが最安になっています。
LTE使い放題2も高速通信のデータ容量無制限プランとしてはDTIの2,900円、エックスモバイルの4,580円を抑えて最安です。
メリットその2:U-NEXTで使えるポイントが毎月もらえる
U-mobileでは動画配信サービスのU-NEXTで使えるポイントが毎月もらえます。
LTE使い放題2は400ポイント、それ以外は600ポイントで、概ねU-NEXTの有料配信映画1本分のポイントが付与されます。
ただU-NEXT自体の利用料が月額1,980円と他の動画配信サービスよりも高いので、ポイントを使うためにU-NEXTに加入するというよりは既に加入している、もしくは加入を考えている人に向けたサービスといえるでしょう。
メリットその3:ソフトバンク回線に対応している
U-mobileの回線は基本ドコモ回線ですが、U-mobile Sはソフトバンク回線のサービスです。
これはワイモバイルでなくソフトバンク回線そのものなので、ソフトバンクで購入した端末はSIMロック解除できない端末も含めてSIMロック解除なしでそのまま使えます。
格安SIM全体で見てもソフトバンク回線を提供しているところはまだまだ少ないので、データSIMのみという制限はあるものの選択肢があるというだけでメリットと言えます。
デメリットその1:かけ放題オプションが弱い
格安SIMでもかけ放題オプションがあるのは珍しくなくなりましたが、他社では10分または5分、回数無制限のところが多いのに対しU-mobileは3分50回のみ、さらにこのオプションを付けられるのが25GBプランのU-mobile MAXのみと条件、サービス内容とも一歩遅れています。
60分800円の通話パックもあるので、場合によってはこちらを利用した方がいいでしょう。
デメリットその2:昼12時台は通信速度が遅め
これはワイモバイルとUQモバイル以外の格安SIM全般に言えることですが、昼12時台や19時前後など多くの人がスマホを使う時間帯になると速度が低下します。
低下時は概ねLINEなどのテキストメッセージであれば問題なく使えますが、ブラウジングは画像の読み込みが遅くなり、高解像度の動画の再生は難しくなります。
これはサブブランド以外の格安SIMではほぼ似たような状況です。
もし速度が早いほうがいい!という人はUQモバイルかワイモバイルの利用を検討しましょう。
U-mobile(ユーモバイル)は大容量プランを使いたい人におススメ!
U-mobileはデータ容量25GBや容量無制限のプランが安く提供されているのが一番の強みです。
他社と比較してもかなり安いので、10GB以上の容量を使うのであればU-mobileがおススメです。
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