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ワイモバイル(Y!mobile)とは
ワイモバイルはソフトバンクが運営する格安SIMで、auが運営するUQモバイルと同じく、携帯電話会社(キャリア)が直接運営する「サブブランド」と呼ばれる会社です。
キャリアの設備を借りている他の格安SIM(MVNO)とは異なりワイモバイル独自の回線を持ち、併せてソフトバンク回線も使えるため両者を合わせたエリアが利用可能です。
徹底した広告戦略により一般への認知度はトップクラスで、ソフトバンクからの乗り換えを中心に利用者を伸ばしています。
ワイモバイル(Y!mobile)の基本プラン
スマホプランの基本料金
データ容量 | 月額料金 | |
---|---|---|
スマホプランS | 2GB※ | 1年目 1980円 2年目以後 2980円 |
スマホプランM | 6GB※ | 1年目 2980円 2年目以後 3980円 |
スマホプランL | 14GB※ | 1年目 4980円 2年目以後 5980円 |
※容量2倍オプション適用後
ワイモバイルの基本プランは10分のかけ放題がセットになっています。
他の格安SIMではオプションで提供しているのですが、ワイモバイルでは必要がなくてもかけ放題を外すことができません。
そのため全体的な価格は他の格安SIMよりも高めです。
ただワイモバイルは通信速度というアドバンテージがあるため、かけ放題と通信速度を重視するのであればそれほど高いともいえないでしょう。
その他ポイントのまとめ
基本料金以外の格安SIMの評価ポイントについてまとめました。
項目 | 有無 | 内容など |
---|---|---|
かけ放題 | あり | 時間無制限:月1000円 |
音声SIMの縛り | あり | 24カ月 自動更新あり |
早期解約時の解除料 | あり | 9,500円 |
実店舗 | あり | |
実店舗での即日開通 | 可能 | 店舗で受付 |
端末保障 | あり | SIMカードのみの場合指定機種との交換になる |
シェアSIM | あり | 家族割サービスあり |
クレジットカード以外の支払い | 可能 | 口座振替での支払い可 |
ワイモバイル(Y!mobile)のメリットとデメリット
メリットその1:通信速度が速い
ワイモバイルは通信速度が速いのが一番のメリットです。
ほぼキャリアと変わらない速度が出るので、昼12時の時間帯でも余裕で動画を見ることができます。
ドコモ系の格安SIMとはレベルの違う速さなので、速度を重視するのであれば現状はワイモバイルとUQモバイルの2択です。
メリットその2:端末の割引がある
ワイモバイルで購入した端末は契約するプランにより価格が割引かれ、端末によってはほとんど無料で手に入るものがあります。
他の格安SIMではセール以外では割引がないのがほとんどなので、キャリアのように端末の購入に対するハードルが低くなっています。
またワイモバイルは独自端末が多く、量販店などでは販売されていないモデルが買えるのも特徴です。
メリットその3:時間無制限のかけ放題がある
ワイモバイルは基本のスマホプランに10分のかけ放題がついてきますが、さらにオプションとして「スーパーだれとでも定額」という時間無制限のかけ放題が提供されています。
月額1000円で、誰にどれだけかけても定額以上の料金はかかりません。
IP電話などと違い、通常の電話回線を使うので音質も問題なく、キャリア以外で使えるかけ放題サービスとしては最高のものとなっています。
メリットその4:口座振替で支払える
格安SIMはクレジットカードでの支払いが基本で、口座振替での支払いはできないところが多いのですが、ワイモバイルでは口座振替が可能です。
クレジットカードを作れない学生や、持ちたくない人でも契約ができるため、幅広い人がワイモバイルを利用することができます。
デメリットその1:かけ放題や端末セットが必要ない場合料金が高い
ワイモバイルは基本プランにかけ放題と端末の割引が付いてくるため、料金もそれらを込みにしたものになっています。
逆に言えばかけ放題と端末の購入が必要ない人の場合、料金が他の格安SIMよりも割高です。
ワイモバイルはかけ放題+端末割引+通信速度の速さという3つのメリットを含めた価格であることを認識しておきましょう。
デメリットその2:契約期間の縛りが2年で自動更新
他の格安SIMでは音声SIMの縛り(最低契約期間)は半年~1年がほとんどですが、ワイモバイルの場合は2年です。
さらにスマホプランでは2年ごとに自動更新されるため、キャリアのように更新月以外に解約すると9500円の解約金が発生します。
縛りがないプラン(スマホベーシックプラン)もありますが、倍近い月額料金になるため選択肢としてはあまりおすすめはできません。
契約時には色々割引などがついて安く始められるのですが、他社に移る場合はこうしたデメリットがありますのでお気をつけください。
デメリットその3:SIMロック解除していない端末は使えない
ドコモ系の格安SIMであればドコモで購入した端末はSIMロック解除しなくても使うことができますが、ワイモバイルの場合はソフトバンクの端末であってもSIMロック解除が必要です。
そのためSIMロック解除をしていない中古端末や、SIMロック解除ができないiPhone6以前の端末は使用できません。
SIMフリー端末を購入するか、ワイモバイルで端末を購入しましょう。
通信速度+端末の購入サポートがワイモバイルの強み
ワイモバイルはキャリア並みの通信速度で使えるのが一番のメリットで、加えて他の格安SIMでは扱っていない端末ラインナップと購入サポートがあります。
キャリアから移行する場合ソフトバンクからの移行が端末も使いまわせていいのですが、その場合キャンペーン適用外になるのが玉に瑕です。
端末の買い替えを考えている人で、キャリアから速度を落とさずに格安SIMに移行したい人はワイモバイルがおススメです。
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